あのときこのタイミングが少しずれていたらローダンは死んでいた、という事態です。ローダンの周囲には異様に多いように思えますが。
- ＳＴＯＧ酸のボールを投げつけられる
- (305/1)ソラー・テレビの演説中に暗殺者が襲う。タッチャーが情報を入手し、一瞬前にラス・ツバイがローダンを別の場所に移す。(2005.3.20)
- ロケット弾が頭上をかすめる
- (292/2)医療惑星タフンが攻撃され、ローダンはグライダーに攻撃される。クリニックのドアに向かうローダンだが、ドアの直前でつまずき転倒。そのおかげでロケット弾の直撃を回避した。(2004.4.25)
- 重ブラスターで撃たれる
- (275/2)暗殺者がフェルマー・ロイドとロルヴィクに化けて近づき、撃つ。メタボ能力者クノ・プロマックスがいたずら心でローダンに化けていたため、撃たれたのはクノ・プロマックスだった。(2001.11.10)
- リバルド・コレッロにつかまる
- (209/1)リバルド・コレッロの暗示に捕らえられ、エネルギービームで撃たれる。最後の瞬間にアラスカ・シェーデレーアが介入する。(2000.3.21)
- けだものに撃たれる
- (174/1)けだものを核爆弾を仕掛けた搭載艇におびき寄せる。脱出の際ビームがかすめる。(2002.4.28)
- 分子破壊銃の銃口が目の前にあらわれる
- (161/1)キーグ星を探索中のできごと。自由商人のタヌラが銃口に立ちふさがり身代わりになる。(2002.3.30)
- マイクロロボットのエネルギービームが顔をかすめる
- (149)超要塞タマニウムの攻略中に転送プロジェクターで≪クレストIII≫の司令室にマイクロロボット数十万体が送り込まれる。あたれば致命的なビームがローダンの顔をかすめる。(1999.11.23)
- 対極砲の必殺範囲にあわや到着
- (147)島の王ミラス＝エトリンが守る宇宙駅セントラルが無防備と考え、９５０隻の艦隊で接近する。あとわずかで必殺距離というとき、宇宙駅内部からの破壊が始まり、対極砲が発射できなくなる。(1999.11.23)
- 核爆弾が目の前に組みあがる
- (143)島の王が銀河サミットに送り込んだ酸素原子連鎖反応核爆弾が目の前に組みあがる。アトランが作動直前に島の王の工作員から信管を奪う。アボイエルの通知到着がほんの少し遅れていればアトランは間に合わなかった。(1999.11.6)
- ビームで狙撃される
- (140)執政官会議の席上、島の王の意を受けたデュプロに狙撃される。バール・ルンが介入してビームを吸収した。(1999.11.1)
- 敵艦のビームが司令室を貫通する
- (130)ローダンは拿捕したテフローダー艦≪アスカハ≫で修理惑星ターミナルに転送されるが、正規乗員ではないことがばれて、身動きならないままに巡洋艦の攻撃を受ける。エネルギーの大部分がそのまま通過しなかったら司令室に生存者はいなかっただろう。(1999.10.15)
- 植物共同体知性にとりつかれる
- (127)惑星ベンガルの植物共同体知性にとりつかれるが、抵抗したため殺されることになる。≪クレストIII≫は暗黒星雲内で迷子になり、いま少し到着が遅れれば救出は間に合わなかった。(1999.10.11)
- 乗っていた搭載艇がはねとばされ地面にたたきつけられる
- (123)惑星ランドの原母細胞の防衛反応による。破壊された搭載艇の反応炉が暴走すれば核爆発でローダンは吹き飛んでいた。その後の罠でもグッキーの警告が遅れていたら、搭乗シフトもろとも破壊されていた。(1999.10.2)
- ８体のロボットに囲まれてビームを撃たれそうになる
- (102)直前にグッキーが介入する。グッキーはそれまで”捜し狂い”のパラ・ブロックで超能力を遮断されていた。あと少し状況が長引けばローダンは撃たれていた。(1999.7.28)
- 水のストックが無くなり渇き死にしそうになる
- (101)惑星パワーの消滅現象に伴い、水素原子が不活性化して酸素との化合を解消した結果、≪クレストII≫には水が無くなってしまう。銀河からの補給船≪ＢＯＸ＝８３２３≫の到着が二日遅れていたら、ローダンは渇き死んでいた。≪ＢＯＸ＝８３２３≫の出発準備は（万全を期すため）１２日かかっており、二日遅れの到着は十分にあり得る。だいたい中央プラズマはローダンの失踪をどうやって知り、どうして援助計画を思いついたんだろう。(1999.7.27)
- パワーの消滅に巻き込まれそうになる
- (101)惑星パワーの消滅現象が≪クレストII≫近傍で発生。コンラッド・ノジンスキーの無謀な観測活動が無ければ、誤った予測により≪クレストII≫は消滅現象に捕らえられローダンも運命を共にしていたはず。(1999.7.27)
- 恒星転送機に飲み込まれる
- (100)恒星転送機に飲み込まれ、ツイン星系へと転送された≪クレストII≫ではイホ・トロト以外の乗員が失神。そのまま惑星パワーに引き寄せられ、地表に激突して乗員は全員死亡のはずだったが、イホ・トロトがパワーのコントロールセンターを分子破壊砲で破壊したために無事だった。すでに４隻の宇宙艦が犠牲になっていた。
トロトの参加は偶発的とも言え、ローダンがトロト抜きで恒星転送機を発見していればローダンは生き延びれなかった。(1999.7.26､27)
- 未知の惑星に不時着し、怪物に襲われる
- (51/1)テスト艦≪ファンタジー≫が爆発し、残されたスペース＝ジェットで未知の惑星に不時着。短い通信を送った後で、通信機は惑星全域を覆うプラズマ生物に飲み込まれる。テラ巡洋艦から逃れて闇雲に遷移してきた貨物船≪リザード≫がたまたま救難信号を捉えなければ、ローダン一行もプラズマに飲み込まれていた。(2001.3.25)
初稿：1999.7.26、改訂：1999.7.27〜