メイン・ストーリーと関係なく突然現れる古代遺跡群。単なるページ稼ぎじゃないのかとつっこみたくなる気持ちを抑えて、並べてみればそれなりの味わいが…あるのかなあ。
- (295/1)反世界のステーション
- アスポルクの洞窟内でゼロ時間フィールドに包まれている観察ステーション。広大なホールがありサヴィイのルウロアという女性がいて旧ミュータントを支援した。ルウロアはロルヴィクとタッチャーに二つの世界の関連を説明。(2004.5.5)
- (268/1)大群内の過去施設
- グッキーが皿形アンドロイドに案内される。銀色のドームに数十億光年離れた場所から見た宇宙の状況が映し出されている。メンタル暗号化を中和する装置がある。(2001.3.10)
- (260/1)デソパトの古代遺跡
- 大銀河会議のために選定された惑星デソパトの遺跡。２０万年前に高度文明が栄えていた。(2000.5.21)
- (258/1)テストケース・ロルヴィクのロボット社会
- 大群からの宇宙船が向かった構造アルファ星系の惑星テストケース・ロルヴィクには整備された無人の宇宙港が多数ある。惑星全体を整備するのはロボットと補給小人。何を待っているのかは不明。(2000.3.21)
- (253)アルコンタネのステーション
- リニャン星系の第三惑星カラプリンにある。大群付近の宇宙空間で回収したアルコンタネの守護者と名乗るロボットが逃げ込んだ。地震により跡形もなく消失した。(1999.9.17)
- (253)リニャン星系の二重円錐
- 巨大な円錐を二つ重ねた形。長さ１５km、底面の直径は３Km。リニャン星系の生物進化を援助した。過去に投げ出されたメントロ・コスムとトロナル・カソムが遭遇した。トンタースト人を援助するボルロ・ゲインと名乗る存在の起源。(1999.9.17)
- (246)タケラの深海ステーション
- 惑星タケラの深海で発見された深海ステーションもしくは墜落した宇宙船。発見されたドーム状の隆起は高さ１０メートル、基部の直径は３０メートル。表面のメタルプラスチックは腐食しており、アラスカ・シェーデレーアは５０万年以上経っていると推測した。
重さのない銀色のシリンダー（長さ２０ｃｍ、直径５ｃｍ程度）が見つかる。ヒューマノイドの進入に対して警報が鳴り保守メカニズムが解除された（らしい）。アラスカたちは無事に脱出する。(1999.7.18)
- (239)ファイアープレースのアヒク
- ボシック星系第一惑星ファイアープレースでカピン基地を探索するバルトン・ウィト一行が発見。惑星内にある直径３キロメートルの空洞。接近した宇宙船を転送機で取り込む。神殿のような場所に腕が６本ある金の像。目玉がひとつで臍がない。アヒクと名乗る存在があり、外の世界を信じていない。(1999.7.18)
- (234)テクマの都市
- テラから約３万７千光年離れたイーストサイドにあるEX=2830星団の中に例外的にある酸素大気を持つ惑星テクマ。主星はテクマ、赤色矮星。テラ歴３１１７年３月６日に自由商人バルトン・ウィトが≪ドルダ≫で不時着する。
テクマには２０万年前にガンヤス人が建設した都市があり、惑星を中心にして半径２万５千光年を監視できるスクリーンがある。バルトン・ウィトがそうと知らずに３００年をここで過ごす間、古代ガンヤス医学が脳セクターを活性化しウィトはテレキネスになった。
都市はタケル人により破壊された。(1999.7.18)
- (217/1)アンティの柱
- コレッロが本拠とした惑星ジェヴォニアの町にある。コレッロに支配されない盲目の少女キトマが寄り添っている。危険と不快の暗示を放射して町を守る。影が無い。かつてバアロル教団が町を興す前からあったようだ。町には類似の不思議な建物もある。アトランが最初のアンティ司祭たちは黄色い征服者の弟子であったと説明する。(2000.7.29)
- (163/2)シブルスの補給小惑星
- 大マゼラン星雲を漂流する小惑星。鐘型ドームの中に建物があり、シブルスの名代を名乗るロボットが管理している。シブルスはテラナーに似て、有能で知性的で、いたるところに基地を持つとのこと(2002.4.6)
- (157/2)ウィンガスの自由の惑星
- マゼラン雲の惑星モデュラIIの火山わきに入り口があり、その中で転送雲に捕まると別の惑星へ移動する。ウィンガスと名乗る取り種族がおり、”守護者”が彼らをそこへ導いたと言う。アーク・ヒュロン大尉に”究極卵”を贈る。(2001.9.30)
- (128)テフロッド無人島の大型送信機
- テフローダーの母星テフロッドで追っ手から逃れたローダンが隠れた無人島内の洞窟で発見、腐食の状況から数千年が経過していると推測された。ローダンが不法侵入者向けの罠を起動し、通信機は洞窟もろとも水没する。(1999.10.11)
- (120)アルリン星系の別エネルギー平面基地
- アイノ・ウワノク中尉が遭遇。主人を待って地球単位で約１０万年経つ。８本足のロボットがおり、惑星アークティスを異存在平面に取り込もうとする。(1999.9.19)
- (112)宇宙船の罠
- 太陽Ｇ−Ｋ５０００の無人惑星にある。惑星に接近した船を引き留める。複数箇所の地下空洞に機械の集合体。内部は無人で２ｃｍ以上もほこりが積もっている。施設を破壊するため出動したグッキーが人間型で三本指のロボットに遭遇した。(1999.8.14)
- (110)未知種族の搭載艇
- 銀河中枢部を漂う直径２０００ｋｍ程度の暗黒惑星に不時着していた。全長５０ｍ程度。金属を切り裂く小型のピッケル様の道具を発見。キャビンの作りからみると人類より小柄な種族らしい。(1999.8.12)
- (107)惑星ホラー南極の異星船
- 惑星ホラー南極ステーション近くに朽ちていた宇宙船。全長１２０ｍ。乗員らしき軟体動物の遺体が発見された。(1999.8.11)
- (103)惑星ホラーのヒュプノ装置
- 惑星ホラーの中央核から第一中間地殻に通じる縦穴のそばにある謎のドームを守る。フェド・ルッソ軍曹ほか２名が近くを通りかかったところ招き寄せられ、殺されそうになる。なぜわざわざ軍曹を呼び寄せて殺そうとしたか不明。縦穴のエネルギーバリアとも無関係のようだ。(1999.7.31)
- (101)銀河間空間の播種船
- 故郷銀河から３００万光年離れた別の銀河から出発し、７００万光年を越えて光速に近い速度でもうひとつの別の銀河へ土と微生物を運ぶ葉巻型宇宙船。太さ２００メートル、長さ１０００メートル。二百の太陽の星に向かう連絡船≪ルール≫が発見。(1999.7.27)
- (94/1)惑星カハロ
- 銀河中枢部にあるオルボン星系第三惑星。はるかに進んだ機械を操るビッグヘッドが住む。ビッグヘッドは器機の仕組みを説明できず、戦いを知らない。大カハルと呼ばれる６つのピラミッドがあり、それが囲む範囲は死のゾーンになっている。(2001.8.3)
- (78/2)惑星エイサルの地下都市
- アンティが３００年前（２０２６年頃）に惑星エイサルへ来たときに発見。異質な器機があり、高度な技術が駆使されている。(2001.5.23)
- (76/2)イムポスのオールドタイマー
- 惑星ヘルクレスの衛星イムポスの山中に銀河の動きと同調する地図がある。手も足も口も鼻もなく、知恵と善意を放射する一対の眼をそなえた２メートルを越す長身の像があり、≪エクスプローラー＝２１１５≫のロボット学者の一人がそれをオールドタイマーと呼んだ。数百万年前の文化とされる。(2001.5.20)
８３巻で、惑星ヘルクレスでのスープラヘトの活動が探知された際、太陽とともに消失する。(2001.6.3)
- (61/1)銀河間空間を移動する宇宙船、(82/1)燃料切れロボットが乗った紡錘船
- 惑星メカニカに向かう≪アイアン・デューク≫が遭遇。数光日の差で交差する。リニア飛行を行い、紡錘形。(2001.4.10)
第二帝国との戦闘の折り、グッキーとラス・ツバイが遭遇。人間に良く似た燃料切れのロボットがいた。収穫船ラボタックスIIIが遭遇したロボット帝国のものとされる。二人が外に出た際に星間駆動が働いて飛び去る。(2001.6.3)
- (61/1)銀河のロボット帝国
- 収穫船ラボタックスIIIがかつて遭遇した。銀河のある部分に大星間帝国を維持するロボットがいる。(2001.4.10)
- (60/2)惑星メカニカ
- 銀河の縁から１５万光年離れて孤立する恒星アウトサイドの第二惑星。ベーコン苔の播種船を送り出した司令を含む大都市と多数のロボットがいるが、有機生物はいない。住んでいたトカゲ人達は絶滅し、ロボット達が太古のプログラムに従って動いている。(2001.4.8)
(65/1)ローリンに攻撃され、惑星は壊滅する。(2001.4.30)
- (17/1)半睡人の洞穴
- 半睡人がベータ＝アルビレオ第二惑星の冬を過ごすための洞穴に設けられた人工太陽。半睡人の祖先が作ったらしい。複数の洞穴に設けられている。(2000.9.3)
- (9/1)惑星トラムプの遺跡
- 有機脳を持つ２０体のロボットが侵入者殲滅の命令を受けて守っている。ローダンは生き残った１５体を改造し、自分たちを敵とみなさないようにすることにした。(2000.8.26)
初稿：1999.7.18、改訂：1999.7.27〜