銀河系を支配下に置こうとする七銀河同盟の大使、ラール人ホトレノル＝タアクが太陽系にあらわれる。(2009/2/1)
| ３２５ | 「七銀河同盟」 | 暗闇のチェス | クルト・マール |
| 七銀河同盟 | ウィリアム・フォルツ | ||
| ３２６ | 「ヘトス・インスペクター」 | ヘトッサの反乱者たち | エルンスト・ヴルチェク |
| ヘトス・インスペクター | Ｈ・Ｇ・フランシス | ||
| ３２７ | 「月面脳ネーサン」 | テラナーとレジスタンス | ハンス・クナイフェル |
| 月面脳ネーサン | Ｈ・Ｇ・エーヴェルス | ||
| ３２８ | 「地球最後の奇術師」 | 地球最後の奇術師 | ウィリアム・フォルツ |
| 秘密保持者 | クラーク・ダールトン |
３２５巻の最後に載っている３２６巻から３４０巻までの仮題。 651「ヘトッサの反逆者」エルンスト・ヴルチェク 652「星々の間の決闘」Ｈ・Ｇ・フランシス 653「テラナーと反逆者」ハンス・クナイフェル 654「月の脳はなにを思う」Ｈ・Ｇ・エーヴェルス 655「最後の魔術師」ウィリアム・フォルツ 656「秘密保存者」クラーク・ダールトン 657「アルクトゥルス事件」クルト・マール 658「暗黒星雲への飛行」クルト・マール 659「バイオ・プログラム」Ｈ・Ｇ・フランシス 660「ブーメラン作戦」Ｈ・Ｇ・エーヴェルス 661「太陽爆破装置」ハンス・クナイフェル 662「死人狩り」エルンスト・ヴルチェク 663「超重族レティクロン」ウィリアム・フォルツ 664「時間トンネル」Ｈ・Ｇ・エーヴェルス 665「火山泥棒」Ｈ・Ｇ・フランシス 666「恒星三角形の呪縛」ハンス・クナイフェル 667「永遠の監視者」ウィリアム・フォルツ 668「太陽ベビー作戦」Ｈ・Ｇ・エーヴェルス 669「雷神基地」Ｈ・Ｇ・フランシス 670「ハイパー空間をこじあけて」クラーク・ダールトン 671「時のダイバー」ハンス・クナイフェル 672「テラのカウントダウン」エルンスト・ヴルチェク 673「宇宙船≪地球≫」クルト・マール 674「ドレーム人の国」Ｈ・Ｇ・フランシス 675「権力のモニュメント」Ｈ・Ｇ・エーヴェルス 676「星のメールストローム」ハンス・クナイフェル 677「グロヴァール人の遺産」クラーク・ダールトン 678「三四六〇年のゼウス」ウィリアム・フォルツ 679「ピラミッドの勢力圏」エルンスト・ヴルチェク 680「征服者の懲罰惑星」Ｈ・Ｇ・フランシス
３２５巻「七銀河同盟」
amazon.co.jp・暗闇のチェス クルト・マール
→「銀河のチェスサイクル」へ・七銀河同盟 ウィリアム・フォルツ
探知不能、撃墜不能の宇宙艦に乗って現れたヘトソンの告知者ことラール人ホトレノル＝タアクは七銀河同盟への参加を求める。ローダンに銀河系代表への就任を迫るホトレノル＝タアクは、アンドロメダ銀河から千三百万光年離れた議場惑星ヘトッサへとローダン一行を運んだ。ローダンはヘトッサで活動するレジスタンス組織のリーダー、ロクティン＝パルに出会う。銀河間空間に孤立した惑星系に設けられた議場惑星に、なぜレジスタンスが活動拠点を置くのか不思議。(2009/2/1)
３２６巻「ヘトス・インスペクター」
amazon.co.jp・ヘトッサの反乱者たち エルンスト・ヴルチェク
銀河間空間の惑星ヘトッサに幽閉状態となったローダン。銀河系への帰還を果たすため、レジスタンスと謀り、誘拐劇を演じる。レジスタンス側も構造ヴァリアブル・エネルギー＝セル艦船（ＳＶＥ艦船）をあやつる。しかし、この先の展開ではＳＶＥ艦の運用にはラール人ではない公会議種族の支援が必要なはずで、レジスタンスはどうやって同じような支援を受けているのであろうか。
・ヘトス・インスペクター Ｈ・Ｇ・フランシス
ラール人は銀河系住民を情報提供などの協力者（ヘトス・インスペクター）に仕立てていた。地球ではインスペクター捜索が行われる。
レジスタンスのＳＶＥ艦で太陽系に接近するローダンを公会議のＳＶＥ艦が待ちうけ、これを地球で新開発したシャドウ・パイラーが探知。ローダンは二千百万光年離れたラール人の本拠銀河ＮＧＣ３１９０へと行先を変更する。めまぐるしい展開。(2009/2/2)
３２７巻「月面脳ネーサン」
amazon.co.jp・テラナーとレジスタンス ハンス・クナイフェル
ＮＧＣ３１９０のレジスタンス基地惑星ポプトレク＝ハイクから、ローダン一行は偽りの脱走劇で太陽系へと戻った。ローダンの銀河系第一ヘトラン就任式が行われる。・月面脳ネーサン Ｈ・Ｇ・エーヴェルス
太陽系政府施設に浸透するラール人。巨大インポトロニクスネーサンのデータをラール人に渡すわけにはいかない。データを分散保存した記憶ロボットを運び出し、ネーサン自体のデータを消去するため、アトランが行動する。思考力を持つ生物とみなせるネーサンの記憶削除にローダンはためらい、ネーサンは抵抗する。記憶ロボットってねぇ。超大容量記録装置があれば、ネーサンも当然それを利用しているはずで、容積を節約できる理由がわからない。(2009/2/6)
３２８巻「地球最後の奇術師」
amazon.co.jp・地球最後の奇術師 ウィリアム・フォルツ
アトランのルナでの行為は、公会議に対する重大犯罪とされた。アトランは捕まり死刑を宣告される。執行人はペリー・ローダン。ラール人を納得させ、アトランを救うには贋の処刑しかない。ローダンの奇策は。・秘密保持者 クラーク・ダールトン
ローダンによるアトラン処刑は銀河住人全員の知るところとなる。ローダンとしてはオラーナに非難されるのが何より辛い。一方、真相を知る最後の奇術師アルバル・ゴロンコンが逃走。ゴロンコンの動機と役回りは取ってつけたよう。緊迫感を盛り上げるための文学手法としては不満。(2009/2/6)
初稿：2007.2.15
