テラ＝ルナの行方を求めアンドロメダ銀河に向かったアトラン。(2009.12.27)
　人類の抵抗は続くが、ヘトスの銀河支配は揺るがない。(2009.12.29)

３４１　「生まれざる者の恐怖」マール＆クナイフェル　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1640＞　２００７．１１
amazon.co.jp	恒星五角形 　テラ＝ルナの転送先の手がかりを求め、マークスとの接触を図るアトラン。アンドロメダにあるゲルックスヴイラ恒星転送機が関連しているとの見当をつける。
	■重要かもなもの 　ミッドウェイ・ステーションにもラール人が進出。
	生まれざる者の恐怖 　ゲルックスヴィラ恒星転送機に向かう≪インペラトール�Z≫。マークスはここに接近すると発狂する。惑星トクトンで、アトランはレムールの記録を発見。２万２千隻の艦隊が消失したことも。
	■重要かもなもの 　アトランはレムールの恒星転送機ネットワーク全座標を入手。
	(2009.12.27)

３４２　「レムールの女」エーヴェルス＆ヴルチェク　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1644＞　２００７．１２
amazon.co.jp	レムールの女 　ゲルックスヴイラ転送機の制御惑星に向かうアトラン一行。そこには島の王と同じ細胞活性装置を持つエルミゴアがいた。 　アトランとエルミゴアの間の不信は解消せず、手違いでレムール宇宙船が技術者４名を乗せたままテラ＝ルナが転送された先へと送られてしまう。
	■重要かもなもの 　島の王とエルミゴアの細胞活性装置は、エルミゴアの父が製造。
	にせイトリンクス 　メールストロームの調査を任されたロワ・ダントンは、イトリンクスの惑星系を発見。そこではシリンダー状宇宙艦を操る昆虫生物の侵略が進んでいた。
	■重要かもなもの 　ゼウスは昆虫生物の正体をテラナーに知られたくないらしい。 　メールストロームには恒星や惑星を飲み込む漏斗が存在。
	(2009.12.28)

３４３　「鋼球帝国」フォルツ＆フランシス　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1647＞　２００８．１
amazon.co.jp	惑星スティモンドの危機 　イトリンクスと敵対する第４惑星。そこでも昆虫種族、プローンの侵略が進んでいた。プローンは彼らにとって有用な植物を育てている。
	■重要かもなもの 　プローンはクシュモルトと自称。
	鋼球帝国 　手違いからメールストロームへと転送された技術者４人は、生存可能な環境を求めてレムール艦２万２千隻の間を移動。鋼球帝国を支配すると自称するイモムシ種族と対立する。
	■重要かもなもの 　ゼウスがテラナーにレムール艦の存在を知らせる。
	(2009.12.28)

３４４　「メールストロームでの邂逅」フォルツ＆フランシス　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1650＞　２００８．２
amazon.co.jp	メールストロームでの邂逅 　鋼球帝国に囚われた４人は、命がけの脱出を図る。イモムシから離れることはできたもののレムール艦にはびこるエネルギー藻に襲われ絶体絶命。 　レムール艦の調査にむかったアラスカ・シェーデレーアの殲滅スーツが状況を救ったようだ。
	■重要かもなもの 　アラスカは自分に対する他者の興味がわずらわしい。
	ひとりぼっちの戦い 　”説得パラダイス”プログラムが実施されている惑星チュグモスでテラナー開放を目指して戦うワッツェル・ヤチントー。ついに開放作戦を開始すると、他のテラナーも次々と参加。
	■重要かもなもの 　共生体キルリアナーがあやしげ。
	(2009.12.28)

３４５　「肉体喪失者の逃亡」クルト・マール　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1654＞　２００８．３
amazon.co.jp	背信のスペシャリスト 　旧ミュータント８名をワーベ１０００からプロヴコン・ファウストに移送する計画。レティクロンはそれを察知し、人類を裏切ったＵＳＯスペシャリストのカテンバーグをアトランの元に送る。 　タコ・カクタを宿したカテンバーグはレティクロンの元に戻り、カクタはレティクロンの肉体に囚われてしまう。
	■重要かもなもの 　大量のＰＥＷ金属がプロヴコン・ファウストに移送されている。
	肉体喪失者の逃亡 　ホトレノル＝タアクの登場で動揺したレティクロンの隙を突いてカクタは再び逃走。ヒュプトンに乗り移るも、ホトレノル＝タアクの中に捕らえられてしまう。しかし再び隙を見つけるとヘトソンの告知者代行ラアフネトル＝ブレックに乗り移り、さらに逃走。
	■重要かもなもの 　ラアフネトル＝ブレックは最高位一族の生まれ。
	(2009.12.28)

３４６　「昆虫女王」ダールトン＆エーヴェルス　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1658＞　２００８．４
amazon.co.jp	宇宙のサルガッソー 　１１６９６隻を率いてメールストロームの中央部に向かうトロナル・カソムだが、艦隊は金色のネットにつかまり全滅。 　グッキーとともに惑星オニキスで対抗策を発見するものの入手に失敗する。今回の事件で、グッキーはブルー族と過去にあった関連を思い出す。 　なにか重大な発見をしたようで、しかしこの話はあとにつながらないようだ。
	■重要かもなもの 　半有機性ネット、地球大気で死んで結晶状胞子を残す、ブルー族。
	昆虫女王 　昆虫女王ジャイマダル・コンツェントリンが、メールストロームに出現した異人の排除を決意。艦隊３万隻が”喉”を抜けて出現。これを迎え撃つローダンの２万隻との宇宙戦がはじまる。互角の消耗戦の末、太陽系艦隊は”喉”を抜けてプローン銀河へ向かう。
	■重要かもなもの 　ア・ハイヌがアルフレッドをペットにする。
	(2009.12.29)

３４７　「温室惑星ローズガーデン」エーヴェルス＆クナイフェル　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1662＞　２００８．５
amazon.co.jp	温室惑星ローズガーデン 　プローン銀河の重要惑星、ローズガーデンを偵察するツバイ、ロルヴィク、ア・ハイヌは植物の肥料にモルケックスが使われていることを知る。モルケックスを破壊できることをツバイは昆虫女王に伝える。 　銀河からのモルケックス消失と時期が合わないが。
	■重要かもなもの 　バーヴァッカ・クラが無いとロルヴィクは人間の形を保てない。太古の種族クローム＝ハルボーグ、自爆。
	対モルケックス爆弾 　女王ジャイマダル・コンツェントリンはテラに和平の使者を送るが、その条件はゼウスを抹殺すること。ローダンはモルケックスが破壊できることを示し、和平協定を結んだ。 　ゼウス抹殺は和平の条件ではないが、ゼウスが突きつけたモポイ三体の調達要求は果たせない。
	■重要かもなもの 　ゼウスは裏切りの女王と呼ばれる。
	(2009.12.29)

３４８　「不可侵領域」ヴルチェク＆フォルツ　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1665＞　２００８．６
amazon.co.jp	不可侵領域 　エルトルスには二つの勢力、ヘトスに反抗するエルトルス開放委員会と、エルトルスの利益を重視するエルトルスの利益党があった。エルトルスに着陸したピラミッドに地下から潜入したエヴァルガーは第三のヘトス種族マスティベック人と接触。マスティベック人は精神存在として感情体験と交換にＳＶＥ艦にエネルギーを供給していた。
	■重要かもなもの 　マスティベック人は宇宙の命運に干渉しない。
	平和の使者 　ヘトス第４の種族グライコ人は平和を愛する調停者だ。精神を病んだグライコ人クロイターファールンは精神治療のため平和な銀河を訪問しようとする。 　ホトレノル＝タアクがクロイターファールンを案内した先は平和を装った治療惑星タフンだった。 　生活改善が著しいタフンの状況を怪しんだＵＳＯスペシャリストシュルツはクロイターファールーンに銀河の実情をわからせようとする。
	■重要かもなもの 　ホトレノル＝タアクはレティクロンに不審を抱く。
	(2009.12.29)

３４９　「≪メブレコ≫の叛乱」フォルツ＆フランシス　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1670＞　２００８．７
amazon.co.jp	人類の利益 　クロイターファールンに銀河の実情を知らせたものの、ＵＳＯにはグライコ人を故郷惑星に戻す方法が無い。アトランは人類の利益のためクロイターファールンを公会議に戻す決断をするが、それではクロイターファールンが殺されかねないとアトランの作戦にシュルツは反発する。
	■重要かもなもの 　アトラン読み勝ち。
	≪メブレコ≫の叛乱 　スーパー・クラスのディノテンダー≪メブレコ≫は故郷銀河発見の任を受け天文観測を実施。故郷銀河を発見したものの、乗員をパラダイスに案内しようとする異質生命が侵入した。
	■重要かもなもの 　故郷銀河のデータがテラに届く。
	(2009.12.29)

３５０　「アフィリー」クルト・マール　ハヤカワＳＦ文庫＜SF1673＞　２００８．８
amazon.co.jp	異恒星のもとのテラ 　ゼウスは地球を恒星軌道に乗せるための装置の提供と雄プローン、モポイ三体の提供を交換条件とした。女王ジャイマダル・コンツェントリンに要求を拒否されたローダンはモポイ三体を誘拐する。 　メダイロンの軌道へと移動する地球。しかし、ゼウスがジャイマダル・コンツェントリンの罠に倒れると、地球の移動制御が利かなくなった。
	■重要かもなもの 　自分で手を打てなかったローダンは意気消沈。
	(2009.12.29)