25〜30 31〜40 41〜50


宇宙英雄ローダンシリーズ
25〜30

 西暦2040年、地球は建設のための時間を得た。地球に潜伏するアルコン人アトランが69年の深層睡眠から目覚める。(2000.9.15)
 ふたたび銀河の表舞台へと現れたローダン。アルコン帝国の惑星住民が次々と消える事件により、アルコン摂政はローダンとの協力関係を結ぶ。(2000.10.7)

ローダンなもの


25 「地球死す」 地球死す クラーク・ダールトン
アトラン K・H・シェール
26 「仮面のインスペクター」 生命を求めて クルト・ブラント
仮面のインスペクター クラーク・ダールトン
27 「金星の決闘」 ポスト核世界イザン クルト・マール
金星の決闘 K・H・シェール
28 「ヒュプノの恐怖ふたたび」 ヒュプノの恐怖ふたたび クルト・ブラント
生ける死者 クラーク・ダールトン
29 「姿なき攻撃」 暗殺者たち クルト・マール
姿なき攻撃 クラーク・ダールトン
30 「アトランティス要塞」 無からの帰還 クルト・マール
アトランティス要塞 K・H・シェール
31〜


25巻「地球死す」

 ・地球死す クラーク・ダールトン
 →第三勢力サイクルへ。

 ・アトラン K・H・シェール
 2040年、69年間を海底ドームで過ごしたアルコン人アトランが覚醒する。首尾良くテラニアへ潜入したアトランは、他星系へむかうローダン一人が乗り組んだスペース=ジェットに密航するが、ローダンに発見される。灼熱の惑星上で二人の生死をかけた戦闘が始まる。(2000.9.15)

26巻「仮面のインスペクター」

 ・生命を求めて クルト・ブラント
 アルコン帝国の辺境惑星トリモン。アラスの不死研究所から不死血清を入手するため、太陽系の秘密工作員としてジョン・マーシャルとローリー・マルテンが潜入する。首尾良く血清を入手したもののマーシャルたちは逃走を余儀なくされる。

 血清入手は不死を得られなかったクレストとトーラのため。しかし、これは太陽系の資源をローダンが私用に使っていることにならないか。太陽系は二人にそれだけの恩を受けていると、ローダンは弁明できるだろうけど。

 ・仮面のインスペクター クラーク・ダールトン
 惑星トリモンで逃走中のミュータント二人を救うため、ローダンとグッキーが乗り込む。ローダンはアルコン帝国のインスペクターを装う。(2000.10.1)

27巻「金星の決闘」

 ・ポスト核世界イザン クルト・マール
 不死血清を入手し、アルコンの追跡を逃れるべく銀河中枢部へ移動したローダン。全面核戦争から8年を経たイザンの抗争に介入する。トリモン事件の波紋によりアルコン大頭脳は56年前のローダンの死に疑いを持つ。

 ・金星の決闘 K・H・シェール
 太陽系の状況を知りつつ、アトランは逃亡する。地球上の監視網をすりぬけ、金星植民地までたどりつくが追い詰められる。地球博物館でローダンの生命を握るが、逃走の無意味を納得してローダンとの協力を約す。(2000.10.2)

28巻「ヒュプノの恐怖ふたたび」

 ・ヒュプノの恐怖ふたたび クルト・ブラント
 数百のアルコン世界に工作員を配置している太陽系帝国。その一つヴォラトから地球の危機を知らせる警報が発せられる。警報の理由を探るため、ヴォラトに派遣されたフェルマー・ロイドは、危機の原因が太陽系ミュータントのグレゴール・トロプノフとノモ・ヤトゥヒンであることを知る。

 ・生ける死者 クラーク・ダールトン
 ローダンの介入でトロプノフとヤトゥヒンの野望はついえる(二人とも死亡)。タイトルの生ける死者とはローダンのこと。死んだと思われていたローダンが目撃されてしまう。アルコンの潜在的危険として追求を受けるかと心配していると、意外にもアルコンの摂政の名で至急の連絡を求めるメッセージがローダンのもとに届く。(2000.10.3)

29巻「姿なき攻撃」

 ・暗殺者たち クルト・マール
 二つの地下組織によるローダン暗殺計画。計画は失敗し、組織の主要メンバー8000人はあらたな法律により人類初の星系外植民団になる。移民船≪アドヴェンチュラス≫内で乗っ取りが発生、≪アドヴェンチュラス≫は目標星系から外れ、未知の無人惑星に漂着する。惑星はグレイ・ビーストと名付けられ植民が始まる。

 ・姿なき攻撃 クラーク・ダールトン
 アルコン摂政の呼びかけに応え、会合点のミルサル星系へ赴くローダン。アルコン帝国では10年前から、惑星から住民が消え失せる事件が次々と発生していた。謎の敵がミルサルIIIを襲い、ローダンの部下数名とロボット、搭載艇が消えてしまう。(2000.10.5)

30巻「アトランティス要塞」

 ・無からの帰還 クルト・マール
 動物を選択的に消してしまう謎の相手を探るため、フェルマー・ロイド他2名が独自の文明を持つミルサル第二惑星を探索する。ロイドが行ったバリア・フィールド・ジェネレーターの改造が偶然にも謎の相手が属する別時空への通路を開く。
 これまでの成果をもとにアルコン摂政との会談に臨んだローダンは、アルコン艦隊に対する無制限指揮権を受ける。

 改造が偶然にも…というのは例えば電子レンジを改造したらラジオが聞こえちゃったみたいな話。電子・重力工学は神秘的。

 ・アトランティス要塞 K・H・シェール
 ローダンとの共闘を決めたアトラン。ローダンの報告にある謎の相手は1万年前のアトランの記憶を呼び起こした。アトランは謎の相手とメタン人の脅威から銀河を守るべく、細胞活性装置とコンヴァター砲の設計図を謎の存在から受けたのだった。
 1万年前のメタン戦争と、地球周辺に現れた謎の相手との遭遇の模様が語られる。(2000.10.7)

31〜


 初稿:2000.9.15、改訂:2000.10.1〜

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